Oratanist Museum

title logo ■HBV-05 RAIDENtitle
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RAIDEN
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■圧倒的な火力と鉄壁の防御を兼ね備えた第一世代バーチャロイド(以下VR)。本機は攻撃力重視というVR開発における一つの指針を指し示した機体である。両肩に装備されたレーザーは、ライデンの代名詞とも言うべき装備で、本来、宙航巡洋艦用に開発されたものであり、その破壊力は他のVR用兵器とは比較にならないほどである。
 しかしながら、本機の開発コストはMBV-04テムジン標準仕様の、実に21(27?)倍にも相当し、また、レーザー照射器の生産が40基で終了してしまっていたため、(レーザー搭載にこだわる限り)最大でも40機しか生産できないという物理的限界が生じてしまった。しかも、その生産コストの馬鹿げた高さから実際に作られた数は更に少なく、オペレーション・ムーン・ゲート(以下OMG)直前の時点で、試作機を含めた稼働可能機数は、わずか26機だったのである。


■「…ライデンは決して最強の兵器ではない。しかし、決して扱いにくい機体でもない。我々はこれを使用して戦闘に勝たねばならない。我々のライデンは、我々が扱うことによって初めて最強となる。また、そうあらねばならない。それが、商品としてのライデンを成功させる唯一の道である。」
 量産がかなわぬことで、ライデン商品化の是非は DN社でも意見が割れていた。そのため、独立部隊として編成された重戦闘VR大隊は、自らの存在の正当性を勝ち取るべく、意識を共有する必要があった。また、それこそが、後のライデンの奇跡的奮戦として描かれる戦闘行動を生み出す動力源たりえた。そしてまさに、この一点ゆえに、彼らの駆るライデンは無敵VRとして伝説化されていくことになる。

■写真の機体はOMG後、V.C.00a2年に勃発したテラ・アウストラリス・インコグニタ戦役(以下T.A.I戦役)において確認されたSHBVD(旧・重戦闘VR大隊)所属のHBV-05E型である。SHBVDでは、ライデンの絶対数が少なかったこともあって、搭乗するパイロットに合わせて機体別に細かくチューニングを行っていった。
 結果、V.C.00a2年時点で現存する機体はすべて著しくカスタマイズが進み、同一機体とは名ばかりの別物と化していた。その中では、比較的外装に関するカスタマイズの少ない機体である。機体番号などが確認できないため、パイロットが不明であるが、機体色や携行武装などからクレッグ・ブラゴ軍曹(127号機)、あるいはトレバー・カントス軍曹(144号機)乗機のどちらかである可能性が高い(ともにT.A.I戦役において戦死)。
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HBV-05-E ¨RAIDEN¨ SHBVD(V.C.00a2)
modeled by HEID


BASE KIT
WAVE 1/144 scale plastic kit
HBV-05-F8S ¨RAIDEN¨
m'MY SALPEN'S RAIDEN [CUSTOMIZED]
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