KLMオランダ航空 KL862便 成田ーアムステルダムは快適でした

先日、ドイツ出張のためKLMオランダ航空の成田-アムステルダム便を利用しました。

KLMオランダ航空といえば安全性などで評判のエアラインとして有名です。

2017年の安全ランキング世界5位にランクインし、ヨーロッパで最も安全な航空会社に選ばれています。

さらに定時発着率ランキングを発表しているアメリカのFlightStatsの調査では、主要航空会社のエアラインネットワーク部門で1位を獲得するなどかなり評価の高い航空会社です。

ということでヨーロッパへの出張や旅行、卒業旅行などでもよく使われるKLM KL862 成田-アムステルダム便の様子をご紹介します。

この記事は2017年1月に搭乗した際のKL862について記載しています。さらに2018年1月にKL862便に搭乗した際の様子についても追記しました。
2019年1月に搭乗した際の様子についても追記しました。(2019.2月)
 
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機材は777−200

機材はボーイング B777-200。双発の大きな機種です。なんとなく、KLMといえば747ジャンボのイメージが個人的には強かったのですが、日本路線での747の運用は2016年9月で終了したそうです。

KL0862便は成田出発が11:25アムステルダム到着予定時刻は15:30約12時間のフライトです。

離陸して程なくすると遠くに左手に富士山も見えます。

エコノミークラスのシート配列は3-4-3。3列の通路側を事前のインターネットチェックイン(オンラインチェックイン)で座席指定していたのですが、幸運にも隣2席が空席のため、3席独り占めでゆったりとできました。

長時間のフライトでは、自分のタイミングでトイレに行くことができる通路側がやはりおすすめです。

ちなみにインターネットチェックインは出発の30時間前から可能です。

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機内エンターテインメントシステム

座席には最新の機内エンターテインメントシステムが装備されています。

タッチスクリーンのモニターで、150本の映画、テレビ番組、ゲーム、音楽などを楽しむことができます。フライト状況もここから見ることができます。

プログラム内容は毎月変わるようです。最新の映画から名作まで洋画・邦画・中国映画・オランダ映画などが揃ってます。洋画は日本語吹き替えがあるものも多数ありました。

2017年1月の日本映画ラインナップは上記画像のような感じ。

スポーツ番組の一部。F1ブラジルGPダイジェスト(BBC版)やル・マン24時間レースのダイジェストなどもありました。

イヤホン・ヘッドホンのジャックは標準的なミニプラグなので、iPhoneなどのイヤホンを持っている人は自分の物を使うことを推奨してました。そうすれば離陸前からエンターテイメントシステムを使うことができます。

持っていない人にはもちろんイヤホンは配られますが、離陸後のベルトサインが消えてからのサービスになるため、ちょっと不便です。KLMに乗られる方はイヤホン持参をお勧めします。

またUSBポートも装備されているのでスマホなどの充電も可能です。

2018年1月に搭乗した際、USBポートでスマホを充電しようとしましたがなぜか充電できませんでした。ケーブルや機器の相性などもあるかもしれません。(2018年2月追記)
2019年1月に搭乗した際はUSBポートでスマホを充電できました。(2019年2月追記)

座席下にはAC電源のコンセントもありました。

2014年からシートが一新され、エコノミークラスにもコンセントが備えられるようになったようです。

KLMオランダ、777-200に新ビジネス、エコノミーシート装備機を導入 | FlyTeam ニュース
KLMオランダ航空は2014年11月14日、ワールドビジネスクラス、エコノミークラスに新シートを装備、完全リニューアルした777-200を導入しました。この機材は機内エンターテイメントシステムも全てリ...

ただし、全ての機材が改修されているかどうかは不明ですので、気になるかたはKLMのFlight Guideで確認されるといいでしょう。スマホ、タブレット推奨です。

Flight Guideでは搭乗便の機内食のメニューや機材、電源の有無などの詳細を見ることができます。出発31日間前から検索可能です。

KLMによると電圧は110Vプラグの形状はヨーロピアンスタンダードの2または3ピンのものになっているそうです。コンセントを使いたい方は電源変換プラグも忘れずに手荷物に入れておきましょう。(2018年2月追記)

よくよく見てみると、Aタイプと呼ばれる日本のコンセントがそのまま挿せました。ただ、念のため変換プラグを持っておいたほうが安心です。(2019年2月追記)

KL0862便コンセント
KL0862便コンセント

映画などを見ている最中にもスクリーンをタッチすればこのような情報が表示されます。

映画再生の巻き戻しや早送り、言語の選択などもここでできます。映画の残り時間とフライトの残り時間もわかります。

KLM KL862便の機内食は?

食前酒にはビールを選択。オランダなのでハイネケンです。

2019年1月に乗った際は食前酒のサービスはありませんでした。(2019年2月追記)

KLM

2018年に乗った際は白ワインを選択。ペットボトルです。

最初の機内食は和食洋食から選択できます。上の画像は和食(鮭とそぼろご飯)。

味は割りと美味しく普通に食べられます。

デザートにはあんみつです。

KLM
KL0862便機内食

2018年に乗った際は肉料理魚料理という言い方をしていました。肉料理はハンバーグでした。デザートはエクレアですね。(2018年2月追記)

2019年に乗った際もメニューは全く同じでした。(2019年2月追記)

なお、エコノミークラスの食事が提供されるのは13時30分くらいでしたので、早めに朝食を食べた方は、搭乗前に軽く食べておいたほうがお腹がすき過ぎずいいかも。

食事のあとは、しばらくしてからカップアイスクリームが配られたようです。私はその時はウトウトしてたので、もらい損ねました。

2018年に乗った際は、カップアイスクリームではなくウエハーサンドでした。(2018.2.16 追記)

ウエハーサンド

2019年に乗った際はオランダのお菓子「ストロープワッフェル」でした。(2019年2月追記)

ストロープワッフェル

ということで、小腹が空いたのでギャレーに行ってカップヌードルをもらいました。もちろん、お湯を入れてくれます。

ギャレーには水やジュース類ビスケットやエナジーバーなどが置いてあり、自由にもらうことができます。

CAさんに言えば、もちろんアルコール類も貰えます。

到着前の機内食は1択。パスタでした。こちらも普通に食べられる味でした。

KLM

こちらは2018年に乗った際のもの。2017年と全く同じ内容でした。(2018年2月追記)

KL0862便機内食

2019年も全く同じでした。(2019年2月追記)

成田からアムステルダムまでの12時間という長時間フライトでしたが、飽きない機内エンターテイメントシステムのおかげで快適に過ごすことができました。

ヨーロッパ各国へのハブ空港としてオランダのスキポール空港は非常に便利なので、ヨーロッパ行きを検討する際はぜひKLMをおすすめします。

ちなみに今回の最終目的地はドイツのニュルンベルクでしたが、スキポール空港での乗り継ぎ時間はわずか1時間、保安検査や入国検査を終えて出発ゲートに到着したのは搭乗開始の5分前。待ち時間ほぼ無しでのストレスのない乗り継ぎ。

成田を出発したのが日本時間11:25、ニュルンベルク空港に到着したのは現地時間18:00でした。

日本への帰国便、KLMオランダ航空 KL861便についてはこちらをご覧ください。

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