ガーミン GARMIN ForeAthlete 230J購入
マラソンレースやトレーニング時に欠かせないアイテムがランニングウォッチやGPSウォッチ。普通の時計にはない高機能は、一度使うと手放せません。
私は2012年からガーミン GARMIN FORERUNNER 405CXを使っていたのですが、さすがに5年も使っているとボタンの動作不良や謎のフリーズ、バッテリーの劣化など色々と不具合が多発。
2017年10月に走ったしまだ大井川マラソンでは残り500mでバッテリー切れとなってしまい最後までログを残すことができませんでした。
ということで、新しくランニングウォッチ購入を決意。スペックやレビュー、評判なども検討した結果ガーミン GARMIN ForeAthlete 230Jを購入しました。
今回の購入選択要素としては
- ガーミン製であること(ガーミンコネクトに記録してきたのでそのまま継続したかった)
- GPSウォッチ
- バッテリー稼働時間が長いもの(フルマラソンの完走時間が5時間半前後と遅いので、バッテリーの持ちはいいにこしたことはありません)
- 心拍計は不要
- 価格が比較的安価なこと(20,000円前後)
これくらいでした。
この要素で絞ると候補は35J、230J、235Jの3つ。それぞれを比較すると
35j | 230j | 235j | |
バッテリー稼働時間 (トレーニングモード) |
GPS:13時間 |
GPS:約16時間 GPS+GLONAS:12時間 |
GPS:約11時間 GPS+GLONAS:9時間 |
心拍計 | あり | 別売り | あり |
メーカー小売希望価格 | ¥ 24,800 | ¥ 18,334 | ¥ 31,297 |
心拍計は不要なので235Jではなく迷うことなく230Jです。各種通販サイトのレビューや評判もいいようです。
ちなみに230jがこの価格になったのは2017年秋からということでそれまでは29,800円だったようです。いいタイミングで値下げしてくれました。
ガーミン GARMIN ForeAthlete 230Jの特徴
外観
大きさは45 x 45 x 11.7 mm、ディスプレイのサイズは直径31.1 mmです。405CXに比べ厚みがぐっと薄くなり、ディスプレイの大きさが一回り大きくなりました。
色はブラックxホワイトとパープルストライクの2種類。無難にブラックxホワイトを選びました。
重さは41g。405CXが60gだったので非常に軽く感じます。
405CXはボタンが2つであとはタッチベゼル操作だったので、手袋をしているときなど反応が悪く結構面倒でしたが、それに比べ230jでは各種ボタンは5つ。確実に、シンプルに操作が可能になっています。トレーニングやレースをタイムを計るくらいの使い方ならそれほど操作は難しくありません。
ただ、それ以外のトレーニングや通知機能などの豊富な機能を使いこなすにはマニュアルと格闘して理解する必要があります。私もまだまだ道半ばです。ランニングウォッチというよりはスマートウォッチです。
GPS
GPS、みちびき、GLONASS(ロシア版GPS)に対応しています。GPSのモードはオフ、GPSのみ、GPS+GLONASSの3種から設定で選べます。よっぽど都会で高層ビルなどの陰が多い場所でない限りGPSだけで充分だと思います。そのほうがバッテリーの節約にもなります。
GPS電波の捕捉時間は5秒程度と短くなっています。405CXのときは30秒から1分程度かかっていたので、驚きの進化です。
Bluetoothでスマホと連携
Bluetoothでスマホと連携する機能は、405CXになかった機能なのでその便利さに感動してます。
405CXのときはパソコンに挿したUSB ANT 受信機を介して走行データが送られるため、トレーニングやレースのあとにすぐにログを確認することが困難でした。
230jではガーミンコネクトモバイルをインストールしたスマホとペアリングしておけば直接送信されるので、スマホを携帯して走っていればすぐにログが同期されるので走った結果を確認することができます。これは便利です。
さらに、スマホへの電話着信やメール着信、TwitterやFacebookなどアプリの通知もBluetooth接続されていれば230Jの画面や通知音やバイブレーションなどで確認できます。もちろん、通知音にするのかバイブレーションにするのかそれとも両方なのかも選択可能できます。また、どの通知をONにするかOFFにするかもスマホ側から細かく設定可能です。
この通知機能は当初あまり重要視していなかったのですが、走っている最中よりも普段使いのときに非常に便利。スマホをカバンの中に入れていたり充電のため携帯していないときなどのLINEやメールの着信時に重宝します。なお、トレーニングモードを使用せず普通の時計として使用した場合、バッテリーは12週間ほど持つようです。

ConnectIQから様々なアプリを入手可能
ConnectIQはガーミンが提供しているアプリストアみたいなもの。データ項目・ウォッチフェイス・ウィジェット・アプリケーションなどをダウンロードして、230Jを自分好みの仕様にカスタマイズできます。
私はデータ項目をデフォルトの3分割から4分割に変更、ウォッチフェイスは人気が高いものをとりあえず選んで使ってます。自分が選んだ画像を使ってウォッチフェイスを設定する機能もあります。
実際に使ってみての感想
2017年12月に行われた第29回袋井クラウンメロンマラソンの際に使ってみました。

軽いので装着感はほとんど感じないほど。4分割画面も文字は大きく画面が明るいので視認性に優れています。1kmごとでオートラップを刻む設定にしていますが、バイブレーションで知らせてくれるので見逃すこともありません。
さらに405CXになかった機能ですが、走行ペースと残り距離からフィニッシュタイムを想定してくれるモードがあります。

自分の今のペースで走っていて目標タイムをクリアするのか(鈍足の私の場合は制限時間に間に合うのか?ですが・・・)を頭で計算しなくてもいいので走りに集中できます。
5時間半での完走でしたが、100%充電状態で走りはじめてバッテリーの減りは30%ほどでした。これくらい稼働時間が長ければ、ウルトラマラソンを走る人が使っても問題ないでしょうね。
そんなわけでランニングライフの新たな強い味方となったガーミン GARMIN ForeAthlete 230J。初心者からベテランまで幅広く使えるランニングウォッチとしておすすめです。価格と機能のバランスがいいのでランニングウォッチをはじめて買うかたに特におすすめします。
まだまだ使っていない機能もありますので、それらを理解しながらトレーニングやレースでどんどん使っていこうと思います。
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