2019年12月1日(日)、航空自衛隊百里基地で航空祭が開催されます。
航空機展示の内容や駐車場の情報、百里基地へのアクセスなどについて2018年の経験を交えてお知らせします。
ファントム最後の百里基地航空祭
日時
2019年12月1日(日) 9:00〜15:00 (雨天決行 入場無料)
百里基地について
茨城県小美玉市に位置する百里基地は関東で唯一の戦闘航空団が所在する航空基地であり、首都圏の防空を担っています。
滑走路は茨城空港と共用しています。
百里基地航空祭の魅力
戦闘機以外にも航空自衛隊唯一の偵察航空隊が所在、さらに百里救難隊も所在しており多彩な航空機をみることができます。
その偵察航空隊はRF-4E/RF-4EJファントムを使用してきましたが、2019年度末をもって運用を終了することが決まっており、今回の百里基地航空祭はRF-4E/RF-4EJファントムをみることができる最後の航空祭となります。
また戦闘機部隊のF-4EJ改も2020年度中にF-35への機種転換を控えており、こちらもファントムを見られる最後の百里基地航空祭となるかもしれません。
そのため2019年の百里基地航空祭は全世界のファントムファンから注目されているのです。
飛行展示
公表されている飛行スケジュールは下記の通り。
- F-4×2機によるオープニングフライト
- F-4×3機 RF-4×3機 UH-60×1機による航過飛行
- RF-4×2機による偵察飛行
- UH-60 U-125による救難展示
- F-15×1機による機動飛行
- ブルーインパルス
- F-4×1機による機動飛行 F-4×2機による緊急発進、模擬空対地射撃
- RF-4×2機による偵察飛行
この予定をみても、ファントム三昧の航空祭というのがおわかりいただけるでしょう。
地上展示
地上でもF-4が主役。301飛行隊のF-4特別塗装機、302飛行隊のF-4特別塗装機、501飛行隊のRF-4特別塗装機などファントムの特別塗装機が展示される予定。
さらにF-15、T-4、T−4ブルーインパルス、UH-60、U-125、U-4、T-7、F-2、C-2、P-1など自衛隊機各種が展示される予定です。
ブルーインパルス
今年はブルーインパルスの展示飛行も予定されています。
通常の航空祭では午後1時から2時の「メインイベント」として飛行しますが、今回の百里基地航空祭では午前中のフライトが予定されています。あくまでも主役はF-4ファントムです。
アクセス・駐車場
基地周辺の渋滞等をさけるため、基地内及び周辺には一切駐車場は設けられていません。
(自転車、バイク利用のかたは正門近くの臨時駐輪場に停めてそこから入場可能です。)
それら以外は、基地から離れた場所に用意された臨時駐車場に駐車し、その臨時駐車場と基地間の往復は、臨時バス(有料)を利用する「パーク・アンド・バスライド」方式です。
臨時駐車場は大洗臨時駐車場と大竹臨時駐車場が用意されていますが、いずれも事前申し込みですでに満車となっています。また駐車場を申し込んだ方も、バスのチケットが事前決済制となっていますので、締切までに購入するように注意してください。
大洗といえばガールズ&パンツァーの聖地。昨年は前日に大洗観光をして、夜は駐車場に車中泊しました。
夜は駐車場近くの潮騒の湯で風呂に入ったり食事をしたりできるので、便利です。
潮騒の湯は、お風呂は23:00(最終受付は22:20)、食事は21:30 (ラストオーダー 20:30)となっています。
大洗駐車場からのバスは、早朝の利用(5:30から運行開始)で1時間弱くらいの時間で基地に到着しました。渋滞等によって大きく所要時間は変わりますので、早めの行動を心がけましょう。
鉄道利用の方はJR石岡駅と基地間を往復するシャトルバス(有料)に乗って入場します。
こちらは当日決済で、現金の他SuicaなどのICカードも仕様可能とのことです。
また所要時間は45分~120分、さらに昨年度は、乗車までに最大90分程度かかる場合があったとのことなので、こちらも早めの行動が良さそうです。
詳しくは関東鉄道バスを御覧ください。
徒歩入場する場合は正門からの入場のみとなります。
禁止事項
下記は使用できません。持ち込んだ場合には飛行場地区(駐機場や格納庫)及び売店エリアに入場できません。
- 一脚、三脚、自撮り棒
- 脚立、(折り畳み式)踏み台
- ピクニックテーブル、テント、パラソル、タープなど
- アルコール飲料
- ペット(盲導犬、介助犬を除く。)
- スケートボード、キックスケーター、ローラーシューズなど
- ドローン、RCプレーンなどの無線操縦飛行機及びその無線操縦装置
- 電動シニアカート
それではマナーを守って、F-4の最後の勇姿を見届けましょう!
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